SNSや知恵袋などのコミュニティを分析すると、「朝食にグラノーラやトーストを食べたのに10時には集中力が切れてお腹が鳴る」「デスクワーク中に甘いものを口にし続けないと頭が働かない」といった声が数多く寄せられています。
現場取材で見えてきた典型的なパターンは、「ヘルシー志向の罠」です。ダイエットを意識して「朝はスムージーだけ」「ノンオイルのうどんやおにぎり単品」といった食事を選択している人ほど、血糖値の乱高下を招いて正午前に強い空腹感に襲われています。脂質やタンパク質を極端に避けるあまり、消化吸収スピードが速まりすぎて満腹中枢が維持できない状態です。
また、テレワークやオフィスワークの長時間化に伴い、水分補給をコーヒーやお茶などのカフェイン入り飲料だけに頼っているケースも目立ちます。利尿作用によって軽度の脱水が常態化し、それを飢餓感と誤認して間食を繰り返す悪循環に陥っている実態が浮き彫りになっています。