加西カントリークラブのコースレイアウトを語る上で欠かせないのが、高低差を抑えつつも視覚的なプレッシャーを与えるハザードの配置です。全体のコースレートはレギュラーティーで約69〜70前後、バックティーで71超となっており、数字の上では標準的な難易度に見えますが、油断すると大叩きにつながる落とし穴が潜んでいます。
特にスコアを左右するのがアウト・インそれぞれに配置された池絡みのホールです。例えば、池越えが要求されるショートホールでは、風の計算を誤ると手前のガードバンカーや水網に捕まるリスクが高まります。また、緩やかなドッグレッグホールでは、ティーショットでショートカットを狙いすぎると斜面や深いラフに捕まり、パーセーブが極めて困難になります。
グリーンは適度なアンジュレーションが施されており、ピンポジションによっては上り・下りのタッチがシビアになります。「手前から攻める」というコースマネジメントの鉄則を忠実に守れるかどうかが、グロススコアを大きく左右する要因です。