大家族を支える強固な基盤となっているのが、妻・典子さんとの強い絆です。二人の出会いは大阪府立北野高校時代に遡ります。同級生として出会った二人は交際へと発展し、橋下氏が司法試験を目指して浪人・勉強生活を送っていた苦しい下積み時代も、典子さんが生活を献身的に支え続けたエピソードは広く知られています。
そんな二人が実践してきた子育て論は、世間一般の過保護な教育観とは一線を画す「徹底したリアリズムと自立支援」に貫かれています。
橋下氏はテレビ番組や自著において、以下のような子育ての鉄則を明かしています。
- 大学以降の学費と生活費の境界線:高校までは親の責任として手厚くサポートするが、成人・大学進学後は「自己責任」の比率を大きく高める。
- 家事と役割分担の義務化:大所帯であるからこそ、自分の身の回りの片付けや家事の分担を徹底させ、生活能力のない人間を作らない。
- 親の権威を過信させない:社会で通用するのは親の名前ではなく本人の実力であると説き、不相応な贅沢や特権意識を一切許さない。
弁護士として多額の収入を得ていた時期であっても、子供たちに安易にブランド品を買い与えるようなことはせず、「お金を稼ぐことの厳しさ」を身をもって教え込んできた姿勢が、子供たちの健全な社会適応につながっています。