楽曲『花』を語る上で欠かすことができないのが、映画『いま、会いにゆきます』でヒロイン・澪を演じた女優・竹内結子さんの存在です。雨の季節に現れ、記憶を失いながらも家族と再び愛を育む透明感あふれる演技は、観客の涙を誘いました。
映画のクライマックスからエンドロールへと繋がる場面で流れる『花』のメロディは、竹内さんの儚くも芯の強い微笑みと完全に重なり合い、映像と音楽が奇跡的なシナジーを発揮した好例として語り継がれています。
さらに、2004年末の『第55回NHK紅白歌合戦』におけるステージ演出も伝説となっています。沖縄の特設会場からの中継で出演したメンバーは、現地の夜風を感じさせながらエモーショナルなパフォーマンスを披露。スタジオの枠に収まらないスケール感と等身大の情熱がテレビ画面を通じて全国のお茶の間に届けられ、楽曲の知名度は全世代的なものへと昇華しました。