高齢者のタンパク質不足に潜む罠!筋力低下を防ぐ食事術と腎臓への影響

高齢者のタンパク質不足に潜む罠!筋力低下を防ぐ食事術と腎臓への影響

高齢者のタンパク質不足に潜む罠!筋力低下を防ぐ食事術と腎臓への影響の注目されている理由をコンパクトにまとめました。全体像を一目で把握できます。

では、シニア世代は1日にどれくらいのタンパク質を摂るべきなのでしょうか。厚生労働省の食事摂取基準(高齢者)では、65歳以上の男性で1日あたり60〜65g、女性で50〜55gが推奨量として定められています。

しかし、近年の老年栄養学の現場では、体重に応じたより踏み込んだ指標が活用されています。高齢者のタンパク質1日の摂取量の目標値として広く支持されているのが、「体重1kgあたり1.0g〜1.2g以上」という基準です。

例えば、体重50kgの方であれば1日に50〜60g、体重60kgの方であれば60〜72gが必要となります。これを1回の食事に換算すると、毎食およそ20g前後のタンパク質をコンスタントに摂取しなければ届かない計算です。朝はトーストとコーヒーだけ、昼はそうめんやうどんだけといった炭水化物中心の食生活を続けていると、確実に必要量を下回ってしまいます。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。