意外なことに、このトレンドを牽引しているのは高齢者だけではない。デジタルネイティブであるZ世代の若者たちが、瓶牛乳の「エモさ」に魅了されている。カチャカチャと音を立てるガラス瓶、どこか懐かしいデザインの紙キャップ、そして手渡しされる温かさ。SNS上では、牛乳配達の日常を切り取った動画が数百万回再生されるほどの人気だ。
すべてが効率化され、無機質になった世界に対するカウンターカルチャーとして、若者たちはローカルな手触り感を求めている。彼らにとって、牛乳屋さんは古臭いものではなく、新しくてクールなライフスタイルなのだ。