大阪公立大学の魅力度を決定づける大型プロジェクトが、大阪市城東区の大阪城東部地区に開設された森ノ宮キャンパスです。これまで中百舌鳥(堺市)や杉本(住吉区)、羽曳野、りんくう(泉佐野市)と広域に分散していた教育拠点が、大阪の都心一等地に集約されつつあります。
森ノ宮キャンパスは、Osaka Metro中央線やJR大阪環状線の森ノ宮駅から至近という抜群のアクセスを誇ります。ここでは全学部の1〜2年次生が履修する基幹教育(全学共通教育)が集約されるほか、文学部や医学部リハビリテーション学科、生活科学部などのメイン拠点として機能しています。
新拠点の稼働に伴い、学生の利便性は劇的に向上しました。かつては「1時間以上かけて郊外の中百舌鳥キャンパスまで通っていた」という大阪北部や兵庫・京都方面の学生が、森ノ宮であれば大阪・梅田や天王寺から10〜15分程度で通学可能となったため、通学負担の大幅な軽減と志望者の地理的拡大が起きています。
ただし、理工系の高度な実験施設や農場を必要とする工学部・理学部・農学系は中百舌鳥キャンパス、医学部医学科や附属病院は阿倍野キャンパス、獣医学科はりんくうキャンパスに引き続き高度研究機能が残されています。「低学年は森ノ宮、専門課程は各専門キャンパス」という学年進行に伴う拠点移動が発生する点は、出願前に確認しておくべき重要な生活設計要素です。