水戸地方裁判所で行われた裁判員裁判において、最大の争点となったのは犯行の計画性と責任能力の程度、そして反省の真偽でした。
検察側は「無抵抗の被害者に対する執拗な攻撃であり、人命軽視の態度は明白」として長期の実刑を求刑。これに対し弁護側は、突発的な犯行であったことや被告人なりの反省の弁を述べて情状酌量を求めました。
裁判所は判決理由の中で、「身勝手極まりない動機に酌量の余地はなく、結果の重大性は極めて重い」と厳しく指弾。犯行後に証拠隠滅や逃走を図った経緯も含め、厳しい非難に値すると結論付けました。最終的に下された懲役刑の有罪判決は、尊い命を奪った罪の重さを厳格に問う形となりました。