ネット上のコミュニティや虎党の集うSNS上では、今なお上本博紀に対する特別なリスペクトが色濃く残っています。
ファンの間で今も語り継がれているのは、「どんなに痛烈な死球を受けても、痛がる素振りを見せずに一塁へ全力疾走する姿」や、「どれほど泥だらけになっても一切ユニフォームを気にせず次の塁を狙う闘志」です。現代のプロ野球において、パフォーマンスや自己アピールを重視する選手が増える中、上本の「多くを語らずプレーで示す職人気質」は、伝統的な阪神ファンにとって特別な美学として刻まれています。
また、コーチ転身後の現場記者からは「現役時代のシャイな印象とは異なり、若手選手への声かけが非常に丁寧で的確」「早大仕込みの理論的な打撃指導と、泥臭い走塁技術の落とし込みが両立している」といったポジティブな証言が相次いでいます。感情論に頼らない論理的なコーチングスタイルが、令和の若手選手たちの信頼を勝ち得ている要因です。