検索エンジンで「卒業式 ブローチ」と入力すると「おかしい」という関連ワードが表示され、不安になる方が少なくありません。しかし、現場の結論から言えば、「現代の卒業式においてブローチはおかしいどころか、最も洗練された標準スタイル」です。
なぜ「おかしい」と検索されてしまうのか?
誤解が生じる背景には、以下の3つの失敗事例があります。
- サイズ選びの失敗:大きすぎて舞台衣装のようになってしまった、あるいは1cm程度の極小サイズで普段のピンバッジに見えてしまったケース。
- きらびやかすぎる装飾:カラフルな色石や過剰なラインストーンなど、夜のパーティー向けデザインを持ち込んでしまったケース。
- ネックレスとの過剰な重複:大粒のパールネックレスに大ぶりなブローチを同時装着し、胸元が渋滞して派手に見えてしまったケース。
ハイブランドのロゴブローチはマナー違反か?
ロエベ(LOEWE)のアナグラムやシャネル(CHANEL)、ディオール(Dior)などのブランドブローチを身につけたいという母親も増えています。これらは一概にマナー違反ではありませんが、「学校の校風」と「ロゴの主張度合い」に配慮が必要です。
伝統ある厳格な私立校や国立附属校などでは、ブランドの記号性が強く出すぎるアイテムは敬遠される傾向にあります。公立校であっても、ゴールドのギラつきが強いものよりは、シルバーやガンメタルなど控えめな発色のものを選び、全体のコーディネートをシックにまとめるのがスマートな保護者の立ち振る舞いです。