多くの自己啓発書が「ポジティブであれ」と説く中で、彼女のアプローチは一線を画す。怒り、嫉妬、悲しみ、不安といった、一般的には「悪」とされるネガティブな感情さえも、すべて大切な自分の一部として「全肯定」することを推奨するからだ。
「どんな感情も、魂にとっては喜びである」という彼女の言葉は、完璧主義に苦しむ現代人に深い安らぎを与える。嫌なことがあったとき、それを無理にポジティブに変換するのではなく、「今、私はすごく怒っている」とそのままノートに書き写す。その事実をただ認めるだけで、不思議と心が軽くなり、次のステップへ進むエネルギーが湧いてくるのだという。