「西短=スポーツ推薦の選手ばかりで、一般の進学実績は乏しいのではないか?」という疑問は、受験生や保護者の間で根強く囁かれてきた噂の一つです。しかし、近年の卒業生の進路追跡データを精査すると、そうしたステレオタイプは実態と乖離していることが分かります。
特進選抜コースを中心に、福岡教育大学や佐賀大学といった近隣の国公立大学への合格者を着実に輩出しているほか、西南学院大学、福岡大学といった福岡都市圏の主要私立大学への指定校推薦枠・一般合格枠も複数確保されています。さらに注目すべきは、併設校である西日本短期大学(ビジネス法学科、緑地環境学科、社会福祉学科、保育学科、健康スポーツコミュニケーション学科、メディア・プロモーション学科)への内部進学・優遇措置が存在する点です。
看護・医療進学を志す生徒に対しては、地域医療機関や看護専門学校とのパイプを活かした面接対策や小論文指導が日常的に行われており、医療従事者を目指す女子生徒からの志願率も高水準を維持しています。単に難関大学の合格者数だけを競う進学校とは異なり、「どの生徒にも居場所と着実な出口を用意する」という実利的な進路指導が機能しています。