二人の歴史は、芸能界やフィットネス界のスポットライトを浴びる遥か前、7歳の少年時代にまで遡ります。東京都内の同じ公立小学校・中学校に通い、放課後を共に過ごした間柄でした。当時から互いの家庭環境や性格を熟知しており、利害関係が一切存在しない思春期の原風景を共有しています。
テレビ特番のインタビューにおいて、田口純平選手は吉沢亮の知られざる素顔について「完璧に見えるけれど、実は昔から走り方が信じられないくらいダサい」という愛ある告発を行い、スタジオと視聴者を大爆笑の渦に巻き込みました。どれほど大河ドラマの主演を務めようと、日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を獲得しようと、田口選手にとっての吉沢亮は「あの頃のあいつ」のままなのです。
対する吉沢亮もまた、ストイックの極みにある田口選手を心からリスペクトしています。役作りにおいて過酷なウエイトコントロールや筋肉美を求められる局面では、親友である田口選手に直接トレーニングの助言を仰いだり、フォームのチェックを依頼したりすることもあると伝えられています。一方は表現の世界で、もう一方は自らの肉体を極限まで削り出すフィジークの世界で、「妥協を許さないプロフェッショナリズム」という強烈な共通点で結びついています。