マリオファミリーを彩る他のメインキャラクターたちにも、近年のメディア展開によって劇的な支持構造の変化が起きています。
自立したアクティブヒロインへ|ピーチ姫とデイジーの人気比較
長年「クッパにさらわれる囚われの身」のアイコンだったピーチ姫ですが、主役アクションゲーム『プリンセスピーチ Showtime!』の発売や映画での凛々しいリーダーシップ描写を経て、支持層が劇的に変化しました。従来の守られるだけの存在から、自ら武器を取って国を守る「自立したヒロイン」としての再評価が進んでいます。
一方、サラサランドの姫であるデイジーは、マリオカートやマリオパーティでの「ハキハキとした元気印」「負けん気の強さ」で根強いファンを誇ります。おしとやかで気品あるピーチと、快活でストリート感のあるデイジーという対比構造において、SNS上では「友達になりたいのはデイジー、憧れはピーチ」といった棲み分けがなされ、両者の人気比較は今や拮抗状態にあります。
悪役なのに「理想の父親」|クッパ人気投票結果の驚くべき内訳
ヴィラン(悪役)でありながら、国内外の任天堂公式ファン投票や各種アンケートで常にトップ10圏内に食い込むのが大魔王クッパです。クッパ人気投票結果の内訳を見ると、単なる「強大なボスキャラ」としての支持以上に、「不器用だが愛情深い父親像」への称賛が目立ちます。
『スーパーマリオサンシャイン』や『マリオ+ラビッツ』などで見せる愛息クッパJr.に対する過保護なまでの優しさ、そして映画版で見せたピーチ姫への一方的で情熱的なピアノ弾き語り(劇中歌「Peaches」の世界的ヒット)は、悪の権化としての威厳とギャップ萌えを完璧に両立させました。憎めない悪役としてのポジションを完全に確立しています。