ネット上の口コミや掲示板では「面会時間が始まったから行ったのに断られた」「受付の態度が冷たかった」という不満の書き込みが散見されます。しかし、これらの多くは病院側の不手際ではなく、医療現場の特殊な事情に起因する誤解です。
知っておくべき最大の盲点は、「面会時間内であっても、処置や検査が優先される」という事実です。急性期病院では、午後であっても急変患者の処置、リハビリテーション、全身清拭、CTや内視鏡といった緊急検査が日常的に差し込まれます。その時間帯に重なると、家族であっても病室外のデイルームで30分以上待機させられたり、面会そのものが中止になったりすることがあります。
もう一つの落とし穴が「入院荷物の受け渡し」です。着替えや日用品を届けるだけの目的であっても、時間外に病棟を訪れるとスタッフの手を止めることになり、受け取りを断られるか長時間待たされることになります。荷物の補充は必ず指定された受け渡し時間内に合わせ、洗濯物や私物はあらかじめ紙袋等にまとめて名前を明記しておくのがスムーズに完了させる秘訣です。