伐根チェーンブロックで抜けない原因は?単管三脚の安全手順と真実

伐根チェーンブロックで抜けない原因は?単管三脚の安全手順と真実

伐根チェーンブロックで抜けない原因は?単管三脚の安全手順と真実の具体的な内容に迫る! 専門的な視点で紐解きます。

Q1:チェーンブロックの定格荷重は、家庭の庭木なら何トンを選べば正解ですか?
A1:家庭用DIYの伐根であれば、「1t(1000kg)」クラスが最適かつ安全限界です。定格2tは本体自重が重く高所設置が危険な上、一般的な単管パイプ三脚の座屈耐力を超えてしまうため三脚倒壊を招く恐れがあります。1tクラスのチェーンブロックを用い、それでも抜けない場合は牽引力を上げるのではなく、根元の掘削を深めて直根を切断するのが正しいアプローチです。

Q2:単管パイプの長さは何メートルを用意すれば作業しやすいですか?
A2:長さ2.0m〜2.5mの単管パイプがベストです。短すぎると三脚の足の開き角度が狭くなり根鉢をまたぐスペースが取れず、長すぎると(3m以上)パイプ自体のたわみ(座屈強度低下)が生じ危険度が増します。外径48.6mm、肉厚2.4mm(軽量タイプの1.8mmより高剛性)の足場用単管パイプを選び、必ず足元に三脚ベース(平座金)を履かせてください。

Q3:チェーンブロックを使わずに、除草剤で根を枯らしてから抜くのは有効ですか?
A3:幹にドリルで穴を開けてグリホサート系除草剤を注入し、根を枯死させる手法は非常に有効ですが、「枯れてもすぐには抜けない」点に注意が必要です。樹木が完全に枯れて地中の微生物により根が腐朽し、引き抜きやすくなるまでには最低でも1年〜2年の歳月を要します。急ぎで整地や外構工事を行いたい場合には適さないため、即座に更地にしたいなら掘削を伴う物理的伐根を選択してください。

山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。