利便性の高いカレーソース単品テイクアウトですが、利用にあたって知っておくべき業界の盲点や注意点が存在します。
第1の盲点は、「ソースの種類によって甘口指定ができない」という仕様です。定番のポークカレーソースは「甘口」への変更が可能ですが、濃厚なコクが売りのビーフカレーソースやハッシュドビーフソースは、ベースの仕込みレシピの都合上、甘口への変更が不可となっています。子ども向けにビーフソースを持ち帰る際は辛さの変更が効かないため、注意が必要です。
第2の注意点は、「トッピングを乗せるか否かによる注文カテゴリーの差異」です。店頭やWeb注文において、ルー単品にロースカツやチーズなどを追加トッピングすることは完全に可能です。しかし、注文端末やPOSシステムの設計上、「ルー単品+トッピング」として処理されるため、ライス付き弁当と誤認して店員が米をセットしてしまわないよう、注文伝票の「ライス抜き」表記をしっかり確認することが肝要です。
第3に、「消費期限と再加熱時の温度管理」です。テイクアウト容器は電子レンジ対応の素材が採用されているケースが一般的ですが、フタを外してラップをかける、あるいは鍋に移して弱火でかき混ぜながら温め直すことが推奨されます。高出力レンジでフタを閉めたまま加熱すると蒸気圧で容器が変形する恐れがあるため、取扱説明の記載を厳守してください。