テセウスの船の最後と真犯人の正体|ドラマと原作の違いを徹底考察

テセウスの船の最後と真犯人の正体|ドラマと原作の違いを徹底考察

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放送当時、SNS上では「#テセウスの船」が毎週のようにトレンド世界1位を獲得するなど、社会現象と呼べる盛り上がりを見せました。しかし、最終回の黒幕判明に関しては、歓迎の声ばかりではなく一定の賛否両論が巻き起こったのも事実です。

ネット上のコミュニティや大手掲示板の検証データを紐解くと、当時のお笑いコンビ・霜降り明星のせいや演じる田中正志が黒幕だったことに対し、以下のような生の声が記録されています。

【好意的な意見】
「原作を読んでいたので完全に油断していた。正志が犯人というどんでん返しは見事」「せいやの狂気じみた演技が予想以上にシリアスで引き込まれた」「家族を救うために自分が消える心の選択に号泣した」

【批判・困惑の意見】
「お笑い芸人を最終回の黒幕にするのはキャスティングの話題性重視に感じてしまった」「12年前の誤毒事件というポッと出の動機が弱く、みきおのサイコパス性に比べて説得力に欠けた」「心が死ななければならない救いのなさが辛すぎる」

こうした賛否が生まれた背景には、日曜劇場特有の濃厚なヒューマンドラマを期待する層と、論理的な本格フーダニット(犯人当てミステリー)を求める層との間で、期待値のギャップが存在していたことが挙げられます。しかし、その賛否両論の熱量こそが、最終回19.6%という驚異的な数値を叩き出す原動力となったことは疑いようがありません。

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。