いちじく食べ過ぎの危険性とは?仰天ニュースで話題の胃石と激痛

いちじく食べ過ぎの危険性とは?仰天ニュースで話題の胃石と激痛

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『ザ!世界仰天ニュース』で度々反響を呼ぶ「身近な食べ物に潜む危険」シリーズ。視聴者に強い衝撃を与えた事例の一つが、健康に良いと信じて果物を大量に食べ続けた結果、胃の中に巨大な石のような塊が形成されて激痛に襲われ、緊急手術に至るケースです。この恐ろしい症状の正体が植物胃石(フィトベゾアール)です。

いちじくには、水に溶けない不溶性食物繊維や微細な種子、そして微量のタンニン(ポリフェノールの一種)が含まれています。通常であれば消化管をスムーズに通過しますが、水分を十分に取らずに一度に大量のいちじくを摂取したり、空腹時に胃酸濃度が高い状態で一気に流し込んだりすると、胃酸と未消化の繊維質・種子が化学反応を起こして絡み合い、硬い結石を形成します。

この胃石が胃の出口(幽門)を塞ぐと激しい胃痛や嘔吐を引き起こし、さらに小腸へ流れ落ちて内腔を完全に閉塞させると消化不良による腸閉塞(イレウス)を発症します。腸閉塞は腸管の血流障害や壊死を招く命に関わる救急疾患であり、開腹手術や内視鏡による破砕摘出が不可欠となります。「果物だから体に優しい」という油断が、思わぬ医療事故の引き金になり得るのです。

斉藤 蓮
著者

斉藤 蓮

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。