火曜22時の代名詞とも言えるのが、TBS火曜ドラマとNHKドラマ10という全く異なるカラーを持つ2大レーベルの競演です。
TBSは20代から40代を中心とした幅広い層をターゲットに据え、ポップで洗練された映像美と軽快な会話劇を得意としています。働く女性のリアルな葛藤や前向きな恋愛観を描かせれば右に出るものはなく、トレンドの発信源としての地位を確立しました。
対するNHKの「ドラマ10」は、骨太な社会派ミステリーや時代劇、文学性の高い人間ドラマなど、深みのあるテーマ選びで独自の存在感を放っています。民放ドラマでは描きにくいセンシティブな題材にも果敢に切り込み、目の肥えたドラマファンから極めて高い支持を獲得しています。この鮮やかなコントラストが、火曜10時という時間帯全体のエンタメ価値を底上げしています。