完成度を極めつつある森保ジャパンの3-4-2-1ですが、すべての対戦相手に対して万能というわけではありません。戦術的なメリットと、対強豪国で見落としてはならないリスクを客観的に整理します。
【プロの結論】現在のシステムが最大限の威力を発揮する条件
- 自陣に引いてブロックを組む相手(多くのアジア勢・中堅国):前線5枚の数的優位とワイドからの仕掛けで、相手守備組織を横に広げてハニカム構造を崩壊させることができます。
- 前線から無謀にプレスをかけてくる相手:GK鈴木彩艶のロングフィードから上田綺世のポストプレーを経由し、一瞬で三笘や久保が広大なスペースを疾走するカウンターが炸裂します。
【警戒すべき死角】世界トップ国との対戦時に想定されるリスク
- WBの背後(ウイングバック裏のスペース)を執拗に突くカウンター:フランスやブラジルのように、圧倒的な個の走力を持つウインガーを擁する世界王者クラスと対戦した際、日本の3バックの脇にある広大なスペースを使われるリスクが高まります。
- 遠藤航への集中マーキング:中盤のアンカーとして広大なエリアをカバーする遠藤航への負担が極めて重く、遠藤が封じられた際、あるいは不在時のセカンドボール回収力低下が懸念材料となります。