Janne Da Arcがグループとしての活動を休止したのは2007年1月のことでした。メジャーデビュー10周年を控えるなか、メンバー個々の音楽的探求とスキルアップを目的に「個々のソロ活動を強化する」と宣言。当時は解散を完全に否定し、充電期間を終えた暁にはより強靭なバンドとなって母艦に戻ってくるという約束が交わされていました。
実際、ボーカルのyasuはソロプロジェクトAcid Black Cherryを始動させてアリーナクラスのツアーを成功させ、ベーシストのka-yuもDAMIJAWを立ち上げるなど、各メンバーのソロ活動は目覚ましい成功を収めます。しかし、各々のプロジェクトが大規模化・長期化するにつれてバンド本体のスケジュール調整は難航を極め、活動休止期間は10年を超える長期戦へと突入していきました。
暗雲が立ち込めるなか、公式ファンクラブを通じて2019年4月1日に突如として発表されたのが「Janne Da Arcの解散」でした。エイベックスおよび所属事務所からの公式コメントには、ベースのka-yuが脱退を申し出たこと、そして残された4人が「ka-yu以外のベーシストを迎えての活動継続は考えられない」と結論づけた経緯が克明に綴られていました。メンバー補充やサポートメンバーの起用を行わず、オリジナルメンバー5人での歴史に誇りを持って幕を下ろすという、あまりにも誠実で痛烈な決断でした。