子宮筋腫でお腹が突き出ている場合、一般的な脂肪太りとは明らかに異なる外見的・触感的な特徴を示します。ネット上の症例写真や子宮筋腫の腹部エコー画像を照合すると、筋腫が肥大化して骨盤内から腹腔内へとせり出し、子宮そのものを押し上げている様子がはっきりと確認できます。
まず押さえておきたいのが、立った姿勢と仰向けになった姿勢での変化です。通常の皮下脂肪であれば、立ったときに重力で下垂し、横になると左右へ流れてお腹全体が平らになります。一方、子宮筋腫によるぽっこりお腹は筋肉組織の塊であるため、仰向けに寝ても横に流れず、下腹部の中央に丸い山のような突起が残るのが特徴です。
触れたときの感触にも明確な違いが現れます。皮下脂肪は指で柔らかくつまむことができますが、筋腫が前壁に張り出している場合は、まるで「下腹部に硬式テニスボールやソフトボールが埋まっているような硬さ」を触知します。皮膚の表面は柔らかくても、その奥深くに動かない岩のような硬いしこりがある感触を覚えたら、子宮筋腫とお腹の硬さの関連を疑うべき重要なサインです。