ガンプラ再販のスケジュールが公開されるたび、SNSや模型コミュニティで真っ先に名前が挙がるのがMGパーフェクトガンダムです。BANDAI SPIRITSの生産体制が拡大した2026年現在であっても、本キットの入手難度が依然として高い背景には、複数の構造的な要因が存在します。
最大の理由は、「再販頻度の低さと圧倒的な金型ボリューム」です。MGパーフェクトガンダムは、本体となるガンダム素体に加え、全身を覆う重装甲パーツ、大型バックパック、各種武装、さらには着脱機構を支える特殊フレームやビス止めパーツで構成されています。近年の標準的なMGと比較してもランナー数が多く、成形機を占有する時間が長いため、宇宙世紀の定番主力機(MG RX-78-2 Ver.2.0やVer.Kaなど)に比べてどうしても生産スパンが空きがちになります。
さらに、購買層の二極化が品薄に拍車をかけています。漫画『プラモ狂四郎』をリアルタイムで読んだ40代〜50代の熱烈なコレクター需要に加え、近年のレトロブームや改造ベースとしての優秀さから20代〜30代のモデラーからの引き合いも急増しました。ガンダムベースの再販情報にラインナップされた日には、開店直後から整理券対応になるケースが珍しくありません。