Q1:審査で即座にマイナス評価となる着付けの決定的なNG例は何ですか?
A1:代表的なNG例は、①裾を踏みそうなほど長すぎる、または短すぎて脛(すね)が見えている、②男性で角帯が前板の上から見えてしまっている、③女性で帯の露出幅が左右不均等でだらしない、④背中の十文字結びが縦横に歪んでほどけかけている、⑤足袋の裏が黒ずんで汚れている、の5点です。これらは射技に入る前の「体配」の段階で厳しくチェックされます。
Q2:初心者の女性は馬乗り袴と行灯袴のどちらを購入すべきですか?
A2:最初は着脱や道場でのトイレ休憩が容易な「行灯袴」を推奨します。ただし、足捌きをより厳格に学びたい場合や、将来的に高段位を目指して凛とした立ち姿を追求したい場合は、足の開きが明瞭になる「馬乗り袴」を選ぶ修練者も増えています。道場の指導方針や所属連盟の慣例も事前に確認すると確実です。
Q3:自宅で一人で十文字結びを練習する際、真っ直ぐ綺麗に仕上げるコツはありますか?
A3:結び目の「土台となる四角形」を指先で完全に固定してから、横紐と縦紐を引くことが最大のコツです。紐を斜めに引っ張ると全体が回転してしまうため、横紐は真横(肩幅方向)、縦紐は真上と真下に向かって、水平・垂直を強く意識してテンションをかけると、歪みのない端正な十文字に仕上がります。