外見の変化にのみ目を奪われたライト層が最も衝撃を受けるのが、最新のライブ現場におけるパフォーマンスの凄まじさです。2018年に起きたさいたまスーパーアリーナ公演の契約問題による中止騒動を経て、2023年6月25日、自身の75歳バースデー記念として開催された同会場でのリベンジ公演では、1万9000人超の超満員札止めを記録しました。このステージにはザ・タイガースの盟友である瞳みのる、森本太郎、岸部一徳らも集結し、音楽史に残る伝説的な一夜となりました。
現場を訪れた音楽評論家やオーディエンスのレポートによれば、2時間を超える公演中、ほとんど給水も挟まずにステージの端から端まで全力で疾走し、全盛期と変わらぬ原曲キーでヒット曲を連発。その声量は巨大なアリーナの隅々まで鋭く突き刺さり、観客の心身を震わせました。
SNSやファンコミュニティに寄せられた実際の声を見ても、その感動の深さが如実に伝わってきます。
- 「写真だけ見て『おじいちゃんになった』と笑っていた自分を殴りたい。生歌の破壊力は今の若手ロックバンドを遥かに凌駕している。」(40代男性・初参加)
- 「白髪もぽっこりしたお腹もすべてが愛おしい。昔の曲を原キーで歌い飛ばす姿は、まさに生ける伝説そのもの。」(60代女性・往年のファン)
- 「映画『土を喰らう十二ヵ月』の枯れた佇まいと、ライブでの野獣のようなシャウトの振り幅に完全にノックアウトされた。」(30代女性)
見た目の変化を揶揄する声を、ステージ上の圧倒的な実力一本でねじ伏せてしまう実力こそが、沢田研二が今なお熱狂的な支持を集め続ける最大の理由です。