パイルドライバーという言葉は、大衆文化やバーカルチャーの領域にも深く浸透しています。なかでも酒愛好家の間で有名なのが、同名の手強いカクテルです。
一般的に知られるカクテル「スクリュードライバー(ウォッカ+オレンジジュース)」の派生版として、さらにアルコール度数を跳ね上げたレシピが存在します。代表的な構成は、ウォッカをベースにスロージンや高アルコールのスピリッツを加え、オレンジジュースで割ったものです。パイルドライバーカクテルの度数は一般的なロングカクテル(10〜15度前後)を大きく上回り、レシピによっては20度から25度以上に達することもあります。口当たりの良さに反して杭を打ち込まれたように足腰へ強烈に酔いが回ることから、その名が定着しました。
また、ゲームカルチャーにおけるパイルドライバーの知名度を決定づけたのは、カプコンの対戦格闘ゲーム『ストリートファイター』シリーズに登場するザンギエフの必殺技「スクリューパイルドライバー」です。空高く飛び上がって回転しながら相手をマットへ叩きつける豪快なアクションは世界中で親しまれ、技の象徴的なイメージをゲームファンに定着させました。