2024年春の箕面方面への北急延伸時、市場関係者の間では「始発駅で座って通勤できるメリットが薄れ、需要が分散するのではないか」という議論が交わされました。しかし、北大阪急行延伸が千里中央に与えた影響を検証すると、ネガティブな下落圧力はほとんど確認されず、むしろ広域からのアクセス性が向上したことで地域拠点としての存在感が再評価されています。
さらに相場の下支えとなっているのが、かつての商業ランドマークである千里中央のセルシー跡地再開発と千里阪急の建て替え構想です。老朽化施設の統合的な再整備によって、商業・業務・居住が融合した最新複合拠点が誕生するという展望が、中長期的な不動産価値への確信を生み出しています。再開発の具体像が進展するにつれ、買い控えよりも「完成前の今のうちに確保しておきたい」という先回り需要が相場を牽引しています。