保護者がもっとも心配するのが、「シャフリングベビーは自閉症スペクトラム(ASD)や発達障害の予兆ではないか」という点です。結論から述べると、シャフリング行動そのものが自閉症や知的障害の直接的な原因・兆候になるわけではありません。
小児科領域において、シャフリングベビーの大部分は「定型発達の範囲内にある運動発達のバリエーション」と診断されます。運動面の発達ペースと、社会性・コミュニケーション能力の発達は別枠で評価されるためです。
見極めの重要なポイントは、以下の表にあるような「情緒的コミュニケーション」が成立しているかどうかにあります。
視線が合い、保護者の表情を読み取って楽しそうにコミュニケーションを取れているのであれば、運動発達の一時的な遅れを過度に恐れる必要はありません。