「まさか自分が騙されるなんて思いもしませんでした」
大阪市内に住む会社員の男性(34)は、肩を落としながら当時の様子を振り返る。男性は5月初旬、スマートフォンで「琵琶湖三市同時花火大会 チケット プレミアム」と検索。画面最上部に表示されたスポンサーリンクを疑いもなくタップした。
遷移したページのデザインは、公式ロゴや琵琶湖の美しいロケーション写真が贅沢にあしらわれ、本物と寸分違わぬクオリティだったという。カウントダウンタイマーが刻々と残り時間を告げ、「限定残り12席」の赤文字が点滅する。焦った男性は、家族4人分となる計4万8,000円をクレジットカードで即座に決済した。しかし、確認メールが届くことは二度となかった。