2026年現在、こうしたトラウマ作品の再評価はデジタル空間でさらなる加速を見せている。絵本専門ポータルサイト「絵本ナビ」では、かつて自分を恐怖に陥れた作品を検索し、レビュー欄で熱く語り合う大人のユーザーが急増中だ。
さらに、Amazon Kindleをはじめとする電子書籍ストアでの配信拡大も、このブームを強力に後押ししている。タブレット端末の鮮明な画面で拡大しながら見る精緻なイラストは、紙の絵本とはまた異なる臨場感を生み出す。絶版になっていた隠れた名作や絶叫必至の海外作品も手軽に閲覧できるようになり、大人の読書エンタメとして完全に定着した。