文化や学習の拠点としての顔に加え、近年その重要性が再認識されているのが災害時における防衛機能だ。施設は指定の「地域防災避難所」としての機能を高度に備えており、大規模な地震や風水害の発生時には、即座に住民の緊急避難先として稼働する体制が整えられている。
館内には自家発電設備や大型の蓄電池、ソーラーパネルが設置されており、停電時でも一定期間の電力を自家供給することが可能だ。さらに、備蓄倉庫には非常食や水、簡易ベッド、プライバシーを守るための避難所用パーテーション、最新の衛生用品が常時ストックされている。定期的に実施される防災訓練では、実際に避難所設営のシミュレーションが行われ、近隣住民や自治会が一体となって災害への備えをアップデートし続けている。平時の賑わいが、非常時の強い防災力へとシームレスに繋がっている点こそ、この施設の真骨頂と言える。