本来、空港のような重要施設には重厚なバックアップ体制が整備されているはずだった。
新千歳空港では、過去の北海道胆振東部地震などの教訓を踏まえ、災害時でも機能を維持するための「新千歳空港非常用電源設備増設プロジェクト」が進められてきた。非常用自家発電機やガスタービン発電設備の導入強化が図られていたはずだ。
しかし、今回の事象では主電源遮断から非常用電源への自動切り替え時に不具合が生じたか、あるいは容量を上回る過負荷が発生したとみられる。安全システムの作動検証とバックアップ回路の信頼性再評価が強く求められている。