漏電とは?放置の危険性と火災リスク・原因から緊急対処法まで徹底解説

漏電とは?放置の危険性と火災リスク・原因から緊急対処法まで徹底解説

漏電とは?放置の危険性と火災リスク・原因から緊急対処法まで徹底解説の疑問点について、分かりやすい解説を基に徹底解説します。

「分電盤に漏電ブレーカーが付いているから火災は絶対に起きない」という言説は、現場の実態を無視した危険な誤解です。消防庁の統計調査においても、電気設備や配線器具に起因する建物火災は毎年上位に位置し、その多くが微弱な漏電や接触不良による発熱から延焼へ発展しています。

特に危険なのが、木造住宅のモルタル壁内部に埋め込まれた「ラス網(金網)」と配線が接触して起こる漏電です。微弱な電流が長期間にわたって金属網に流れ続けると、木材が炭化して引火温度が下がり、ある日突然壁の内部から火の手が上がる「低温発火現象」を引き起こします。このレベルの微小電流では、漏電遮断器の作動閾値(15〜30mA)に届かずブレーカーが落ちないケースが存在します。

また、感電事故に関しては、濡れた手で触れる環境(浴室・洗面所など)では皮膚の電気抵抗が通常の数十分の1まで激減します。わずか50mA〜100mAの電流が体内を通過するだけで心室細動(心停止)を引き起こすため、「少しチクッとしただけだから」と放置することは致命的なリスクを伴います。

加藤 愛美
著者

加藤 愛美

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。