原稿用紙を前にしたとき、いきなり第1段落から書き始めてはならない。まずは「プロの4段構成テンプレート」に沿って、メモ用紙に骨組みを書き出すことからスタートしよう。
基本となる配分は以下の通りだ。
・第1ブロック(全体の15%):本を選んだ動機と、読む前の自分の常識や先入観
・第2ブロック(全体の25%):もっとも心が揺さぶられた1つのシーンと、その理由
・第3ブロック(全体の40%):本の内容と重なる「自分自身の過去の体験や失敗」
・第4ブロック(全体の20%):読書を経て変わった自分の視点と、これからの行動宣言
裏技として効果的なのは、「あらすじを全体の1割以下に抑える」ことと、「本を読む前と読んだ後での自分の変化」にスポットライトを当てることだ。作品の要約は最低限にとどめ、自分の日常のエピソードを主役に据える。これだけで、ありきたりな感想文が一段階上の「自己表現の作品」へと生まれ変わる。