現在、同社が強力に推し進めているのが「DAIKEN 2026成長戦略プロジェクト」だ。このプロジェクトの主眼は、国内新築依存からの完全脱却と、環境負荷低減型マテリアルの海外展開にある。未利用木材や鉱物繊維を高度利用した独自素材技術をテコに、北米を中心とするグローバル建材需要の刈り取りを急いでいる。
現地サプライヤーとのアライアンスや物流拠点の再構築には、親会社である伊藤忠商事のグローバルネットワークがフル稼働している。脱炭素が至上命題となった世界の建設市場において、同社のエコフリースや高機能不燃壁材は高い引き合いを獲得。環境プレミアムを価格に転嫁できる強固なポジションを確立しつつある。