閉園後、インターネット上では「広大な跡地が放置されゴーストタウン化しているのではないか」という根拠のない噂が一部で囁かれました。しかし、これは実態と大きく異なります。
西鉄は閉園直後から遊具の慎重な撤去を進めると同時に、地域にぽっかりと空白を作らないための暫定利用プロジェクトを矢継ぎ早に展開しました。その代表格がかしいかえん跡地キャンプ場(アウトドア施設)の期間限定オープンです。広大な芝生エリアと豊かな既存樹木を活かした都市型デイキャンプ・宿泊キャンプ施設として整備され、手ぶらで楽しめるBBQやワーケーションスペースとして多くの市民に親しまれました。
この暫定活用は、遊休地化を防ぎ防犯性を担保するだけでなく、土地の地形や緑化資産をどのように将来へ残せるかを見極める「社会実験」の側面を帯びていました。ネット上の放置説とは裏腹に、現地では次代の都市計画に向けた地盤調査やインフラ再設計が着々と進められていたのです。