袋を開けてそのまま食べるのが王道であることは言うまでもない。だが、今ファンの間で熱狂を呼んでいるのが、温度を変えることで食感を劇的に変化させる裏技だ。話題の「北海道チーズ蒸しケーキ」の知られざる秘密と極上アレンジを徹底解剖すると、日常のパンが高級スイーツへと生まれ変わる。
もっとも手軽で劇的な変化を楽しめるのが「冷凍」だ。袋のまま冷凍庫で一晩凍らせるだけで、水分が凝縮して密度が増し、まるで高級ホテルのニューヨークチーズケーキのような重厚なテクスチャーに化ける。カチカチに凍りつくことはなく、ねっとりとしたリッチな舌触りと冷たさのなかで引き立つチェダーチーズの塩味がたまらない。
対極の愉悦を味わえるのが「トースト+バター」の組み合わせだ。包丁で格子状に切れ目を入れ、オーブントースターで表面がきつね色になるまで軽くリベイクする。熱によって立ち上る香ばしさ、外側のサクッとした歯ごたえ、そして内側から溢れ出す熱々のスフレ感。切れ目に有塩バターをひとかけ落とし、メープルシロップや蜂蜜を垂らせば、背徳感に満ちた極上デザートが完成する。