個人による情報発信が容易になった一方で、医療情報の正確性と倫理観の維持は緊急の課題だ。厚生労働省が制定する医療広告ガイドラインの厳格化に見られるように、SNS上の誇大広告や過剰なパフォーマンスに対する監視の目は年々厳しくなっている。
日本医師会をはじめとする業界団体も、一般市民への適切な医療情報の普及を重要視しつつ、現役医師による情報発信がもたらす社会的影響力に注目している。偏った健康情報やフェイクニュースが蔓延する現代において、専門性と発信力を兼ね備えたドクターが果たす役割は、公衆衛生の観点からも極めて大きい。