ファンから愛され続ける理由は、その圧倒的な勝負強さだけではない。2012年の天皇賞(秋)でエイシンフラッシュに騎乗して勝利した際、検量線前で下馬し、天皇皇后両陛下(当時)に向かって膝をついて最敬礼を捧げたシーンは、競馬史に残る名場面として知られている。ルールを超えた敬意と愛国心、そして競馬への深い情熱が溢れ出た瞬間だった。
普段の取材で見せるチャーミングで素直な人柄と、レース中の鬼気迫る勝負師の顔。そのギャップこそが、ネット上の掲示板やメディアで絶えず話題となり、長年にわたって熱烈なファンを獲得し続ける秘訣だ。