なぜ、一戦もUFCで戦っていない選手が、初戦からダイレクトにタイトルマッチを戦うことができたのか。その鍵を握るのが、UFC最高経営責任者(CEO)のデイナ・ホワイトだ。通常、どれほど他団体で実績を残したファイターであっても、UFCではランカーとの前哨戦を挟むのが通例となっている。
背景にあったのは、RIZIN Fighting Federationで朝倉海が見せてきた圧倒的なカリスマ性と、日本市場における爆発的な集客力だ。さらに、榊原信行CEOとの長年にわたる信頼関係とタフな交渉を経て、「即タイトル挑戦」という前代未聞の爆薬カードが実現した。デイナ・ホワイトは朝倉の爆発的な打撃力と格闘家としての華を高く評価しており、この契約劇は世界中のMMA関係者を驚愕させた。