まず直面するのが「実際の価格差」だ。2026年現在の一般的な普通車(16〜18インチ)における交換費用の目安を整理してみよう。
ディーラーでの作業費用は、タイヤ本体代金に工賃、廃タイヤ処理費用、バルブ交換費用が含まれ、総額で8万〜18万円程度が相場となる。これに対し、カー用品店では6万〜14万円、ネット通販でタイヤを購入し持込交換を利用した場合は5万〜12万円程度に収まることが多い。
価格差が生まれる主な理由は「指定タイヤのグレード」と「技術工賃」の設定にある。ディーラーが提示するタイヤは、メーカーが車両開発時にテストを重ねて認定した「純正指定タイヤ」が基本だ。さらに、専用診断機や最新機器を用いた点検工程が組み込まれるため、工賃単価も高く設定されている。