100均の簡易トイレは災害時に本当に使える?防災プロが実力を徹底検証

100均の簡易トイレは災害時に本当に使える?防災プロが実力を徹底検証

100均の簡易トイレは災害時に本当に使える?防災プロが実力を徹底検証についての最新情報をご紹介します。

「とりあえず100均で買っておけば安心」という過信は危険だ。高荷智也(防災アドバイザー)氏をはじめとするプロ陣は、購入時のチェックポイントとして以下の3点を挙げる。

第1に、「使用回数と1個あたりの単価」の確認だ。表面的には110円であっても、1回分しか入っていないものと、2〜3回分入っているものではコストパフォーマンスが大きく異なる。避難生活が長期化することを見越し、まとめ買い時の容量を計算しなければならない。

第2に、「便袋のサイズと強度」。自宅の洋式便器にかぶせて使う場合、袋の口が小さすぎると取り付ける際に破れてしまう恐れがある。特に大柄な男性がいる家庭や、特殊な形状の便器を使用している場合は、縦65cm×横80cm以上の十分なサイズがあるかをパッケージ裏面で確認したい。

第3に、「保管期限」のトラップだ。吸水ポリマーは湿気に極めて弱い。100均の簡易トイレの中には、密封性の低い簡易包装のものもあり、湿度の高い場所に長期間放置すると使用前に固まってしまうリスクがある。購入後はジッパー付きの保存袋に乾燥剤とともに入れ替えるか、製造年数が新しいものを定期的にローテーションする工夫が求められる。

前田 葵
著者

前田 葵

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。