1300年以上の歴史を誇る大島紬。世界三大織物の一つにも数えられるこの絹織物は、かつて高級着物の代名詞だったが、現在は若手職人たちの手によって斬新なライフスタイル雑貨へと姿を変えている。
テーチ木(シャリンバイ)の煮汁と泥の中の鉄分を何十回も交差させて染め上げる独特の「泥染め」技術。その深い漆黒と複雑な柄を生かした名刺入れ、ネクタイ、キーケース、シルクのマスクなどは、ビジネスシーンや日常の装いに洗練された気品をもたらす。使い込むほどに手に馴染み、味わいを増す大島紬の小物は、大切な人への確かな手土産として高い支持を集めている。