東京ビッグサイトを初めて訪れる人が最も戸惑うのが、複雑な会場レイアウトだ。施設は大きく東展示棟(東1〜8ホール)、西展示棟(西1〜4ホール)、南展示棟(南1〜4ホール)、さらに屋外展示スペース「有明GYM-EX」で構成されている。加えて、東京オリンピック・パラリンピック2020大会のレガシーとして整備された施設エリアも活用が進んでいる。
各ホールの特徴と典型的な使われ方を整理しておこう。
東展示棟(東1〜8ホール)は敷地面積・収容規模ともにビッグサイト最大のエリアで、BtoB産業展示会や大型商談展が集中する。Japan IT WeekやReed Exhibitionsが主催する業界特化型メガ展示会はほぼこのエリアで開催される。正面エントランスに最も近いため、りんかい線「国際展示場」駅利用者はここが第一到達点となる。
西展示棟(西1〜4ホール)は一般向けエンタメ・コンシューマー系イベントの主戦場だ。コミックマーケット(コミケ)の西エリア会場として知られ、コスプレイベントや同人誌即売会は主にこのゾーンに配置される。天井が高く開放感があり、コスプレ参加者が映える空間として会場レイアウトの評判も高い。
南展示棟(南1〜4ホール)は比較的新しいエリアで、中規模イベントや教育・行政系の催事、ファミリー向けイベントに活用されることが多い。「こどもけんきゅうじょ」のような地域密着型イベントも南棟での開催が目立つ。
公式サイトでは禁止事項についても明確に案内されており、特に有明GYM-EXへの来場には公共交通機関の利用が強く推奨されている点は注意が必要だ。会場内への持ち込み禁止物品(大型キャリーケース、危険物、ドローン等)も事前に確認しておきたい。