手作りと聞くと「細かい採寸や切り抜きが必要で時間がかかる」と思われがちだが、その固定観念はすでに過去のものだ。不器用を自認する人でも、わずか10分程度でショップの売り場に並んでいるかのような本格派カードを完成させる秘密は「複雑な加工を一切作らないこと」にある。
カギを握るのは、国内で絶大な支持を集める株式会社大創産業(ダイソー)や株式会社セリアといった100円ショップの存在だ。現在の100均は、単なる低価格店ではない。絶妙なニュアンスカラーのクラフト紙や厚手の上質紙、立体感を出す両面テープなど、プロのペーパーデザイナーも目を見張る資材が揃っている。ベースとなる紙を二つ折りにし、あらかじめカットされたレース紙やクラフトペーパーを数枚重ねて貼るだけで、奥行きのあるレイアウトが完成する。かけるべきは手作業の時間ではなく、「素材選びと配置」なのだ。