学校保健安全法において、溶連菌感染症は「第3種学校感染症」に指定されています。子どもが発症した場合の溶連菌登園基準と感染予防対策の統一ルールは以下の通りです。
【登校・登園の再開基準】
「適切な抗菌薬治療を開始後24時間を経過し、かつ発熱などの全身症状が治まっていること」
抗菌薬を適切に服用し始めてから24時間が経過すれば、咽頭からの菌の排出量は劇的に減少し、他者への感染力はほぼ消失します。そのため、熱が下がり食事や水分がしっかり摂れるようになっていれば、10日間の服薬期間中であっても登園・登校は可能です(自治体や園によって医師の登園許可証や意見書が必要な場合があります)。
家庭内での二次感染を防ぐためには、以下の感染対策を徹底してください。
- 飛沫感染対策:咳やくしゃみだけでなく、至近距離での会話時もマスクを着用する。
- 接触感染対策と食器の分離:スプーン、フォーク、箸、コップの共用や回し飲みは避ける。通常の食器用洗剤で洗浄すれば菌は死滅します。
- タオルの共用禁止:手洗い後の手拭きタオルはペーパータオルにするか、個人専用のタオルに分ける。
- 歯ブラシの交換:症状が落ち着いた回復期(発症後4〜5日目)に、使用していた歯ブラシを新品に交換する(毛先に付着した菌による再感染を防ぐため)。