消化にいい料理決定版!胃腸を休める食事と逆効果な落とし穴

消化にいい料理決定版!胃腸を休める食事と逆効果な落とし穴

消化にいい料理決定版!胃腸を休める食事と逆効果な落とし穴の要点を分かりやすくまとめてご紹介します。

一口に「胃腸の不調」と言っても、発症しているメカニズムによって適切なアプローチは異なります。症状の段階を見極めずに画一的な食事をとると、消化吸収を助ける食事の工夫が逆効果になりかねません。

まず、ウイルス感染や冷えに伴う胃腸炎に優しい食事では、発症初期(激しい嘔気や下痢のピーク時)は無理な固形物の摂取を避け、体温に近い温度の経口補水液や薄い番茶で水分と電解質の保持に専念することが鉄則です。半日から1日経過して症状が落ち着いた段階で、重湯やすりおろしリンゴ、具なしのくず湯など、消化酵素をほとんど必要としない糖質から再開します。

次に、発熱や咽頭痛を伴う風邪の時の消化の良い食べ物としては、免疫細胞の材料となるアミノ酸の確保が不可欠です。発熱時は代謝が1度の上昇につき約10〜13%亢進するため、エネルギー枯渇を防ぐ必要があります。この段階では、卵とじうどんや茶碗蒸し、絹ごし豆腐のスープなど、喉越しが滑らかでタンパク質を同時に補給できる形態が最も理にかなっています。

そして、過食やストレスによる慢性的な胃もたれに対しては、胃もたれ改善の調理法として「油を一切使わない蒸し・煮込み調理」を徹底し、胃の蠕動を妨げる脂肪分の流入を遮断しながら体調不良時の栄養補給を図るのが賢明な対処法です。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。