幸せに満ちた結婚生活のスタートから約2年半後の2019年12月、ふたりはそれぞれの公式ブログ等を通じてすでに離婚届を提出していた事実を公表しました。世間に大きな衝撃を与えたこの決断ですが、公表された村田充と神田沙也加の離婚理由の核心は「子どもを持つことに対する将来設計のズレ」でした。
村田さんは結婚当初から「子どもがほしい」という希望を強く抱いており、家庭を築くことへの憧れを持っていました。これに対して沙也加さんは、ミュージカル界の主役オファーが次々と舞い込み、女優として最も脂が乗っている時期にありました。舞台俳優のスケジュールは2〜3年先まで拘束されることが通例であり、長期間の休業を伴う妊娠・出産に対して、どうしても踏み切れない葛藤を抱えていたとされています。
報道各社に向けたコメントの中で、村田さんは次のように率直な心境を明かしています。
「結婚以来、子どもが欲しかった私と、前向きになれなかった彼女とで折り合いがつかず、話し合いを重ねてまいりましたが、歩み寄ることができず、互いの人生を尊重し別々の道を歩むこととなりました」
感情的な対立や不貞行為による破綻ではなく、「お互いが望む人生の優先順位を否定しないための前向きな別離」であったことが、ふたりの丁寧なコメントの端々から窺えます。実際、離婚成立後もふたりは連絡を取り合い、良好な友人関係・理解者としての関係性を維持し続けていました。