なぜこれほどまでに若い世代が異国の食材を求めて集まるのか。その答えは、デジタルプラットフォームの広がりに存在する。特に中国版Instagramと称される「小紅書 (RED)」では、日本国内で買える本格食材を使ったレシピや、注目のアジアン食材スーパーでの買い出し動画が日常的に投稿されている。
また、YouTube上で大食いチューバーや料理系クリエイターが「激辛麺の食べ比べ」や「未知の食材を調理する」企画を次々と配信。動画を見た視聴者が「自分も試してみたい」と店頭に足を運ぶ現象が定着した。言葉の壁を越え、スマホ片手にパッケージのバーコードや画像を頼りに買い物を楽しむ若者たちの姿は、現代の新しい買い物体験のあり方を物語っている。